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現状を数値で把握しましょう
7つの比率でセルフチェック
未来会計図表を作りましょう
キャッシュフローからつかむ資金情報
一般指標と比べてみましょう

7つの比率でセルフチェック

 

月次決算のデータから財務分析をするにはどうしたらいいのでしょう。

会計の世界には会社の経営状態を示すさまざまな数値がありますが、その中でもこれだけは最低限チェックしておきたいという項目をご紹介します。この7項目を経営者の通信簿と考えてください。

なお、この7項目は年次決算でも当然分析しておきたい項目です。

決算チェック項目

項目1

変動比率用語説明

変動比率=変動費÷売上高
項目2

粗利益率用語説明

粗利益率=粗利益÷売上高
項目3

労働分配率用語説明

労働分配率=人件費÷付加価値(粗利益)
項目4

損益分岐点比率用語説明

損益分岐点比率=固定費÷粗利益
項目5

売上高経常利益率用語説明

売上高経常利益率=経常利益÷売上高
項目6

自由資金比率用語説明

自由資金比率=手許資金増加額÷自己資本増加額
項目7

自己資本比率用語説明

自己資本比率=自己資本÷総資本
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未来会計図表をつくりましょう

 

会計でおなじみの変動損益計算書と貸借対照表の2つから、上の7項目が一覧できます。以下にわかりやすく表示しておきますので、あなたの会社の実績をあてはめて数値を出してみましょう。

さらにここからが重要です。実績が見えたら、次は同じ表を使って翌月の7項目の数値をシミュレートしましょう。必達の利益目標も売上目標も、そのためにどこに手を打てばいいかも、ここから見えてきます。これがあなたの会社を育てる未来会計図表です。

▼変動損益計算書▼
変動損益計算書 法人用
法人用
変動損益計算書 個人用 個人用

 

▼ザックリ貸借対照表▼
ザックリ貸借対照表 法人用
法人用
ザックリ貸借対照表 個人用 個人用

ところで、会社が大きくなると、その利益が誰から(またはどの商品から)どの程度生まれてくるのかが見えにくくなります。戦略的な経営のためには、会社全体の財務分析とは別に、部門別の採算性も細かく調べることが大切です。商品グループ別、営業社員別、地域別、店舗別などの分析を行えば、適切な業績評価や人事考課につながります。

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キャッシュフローからつかむ資金情報

 

財務分析でもう一つ重要なのが資金情報です。利益が黒字でも、それがすぐ使うことのできる資金として残っていなければ倒産もあり得ます。この資金情報を示すのがキャッシュフロー計算書。要するに、あがった利益がどこに行くかを示すものです。月ごとのチェックで、タイムリーな資金繰りが可能になります。

 

キャッシュフローについてさらに詳しく

毎月作成するキャッシュフロー計算書などをもとに、以下の資金情報をチェックし、問題点をつかみましょう。

■資金情報のチェック項目

  • 減価償却費等(資金流出のない費用)
  • 受取手形・売掛金の増減
  • 支払手形・買掛金の増減
  • 在庫の増減
  • 税金の支払い
  • 固定資産の購入・売却
  • 保険積立金の購入・解約
  • 借入金の増減
  • 貸付金の増減
  • その他資産・負債の増減

※儲けた利益がお金で残っているかチェックが必要です。

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一般指標と比べてみましょう

 

財務分析は経営の「通信簿」と書きましたが、同業他社の通信簿はどうなっているか、気になりますね。ここで、通信簿の良し悪しの目安となる指標をいくつかご紹介します。

■経営指標のいろいろ

  • TKC経営指標
    税理士・会計士で組織するTKC全国会では、BASTと呼ばれる経営指標を毎年発表しています。22万6,000社以上の決算データを収録しており、あなたの会社のデータを優良企業の数値や黒字企業の平均値などと比較することができます。
  • TKC企業格付自己診断システム
    金融機関は、取引各社の決算データや借入金返済状況から経営状態を見極め、独自に格付けを行って融資するかどうかをはかっています。格付け一覧表は非公開ですが、中野会計では「企業格付自己診断システム」により格付診断を行いご報告いたします。
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